概要

本研究では、信用保証協会の代位弁済データおよびその回収データを用いて、実際にデフォルトを起こした日本の中小企業に対する債権回収率の実証分析を行った。企業のデフォルト以前の財務データや業種、貸付に付随する契約等がデフォルト後の債権回収率に対してどのような影響をもつかをlogit model、ordered logit model等を用いて分析した。