Economic Statistics - 経済統計部門

現代の経済学は、理論によって現状を解説するばかりでなく、それを実際のデータの分析によって検証・実証することが必須となっています。データの解析の方法を論じる学問が統計学であり、経済統計部門が扱っています。他に、計量経済学、情報処理論、経済統計論等の科目も担当しています。

統計学は、科学的なデータ解析の方法を提示します。データの分析に必要な種々の数値計算は、今やコンピューターやパソコンによって、極めて簡便に行うことができます。統計学は、それらの分析についての基本的考え方を論じます。計量経済学は、経済データの分析のための固有の統計学およびその利用法を論じます。情報処理論は、コンピューターにおけるデータ処理の考え方と具体的な統計的解析における利用法を論じます。経済統計論は、実際の経済データの集め方や見方を論じます。

データの整備とパソコン等の普及により、本部門の対象とする学問分野は、ますますその重要度ならびに実用性を増していると言えます。

*今月の経済統計ワークショップは、12月6日（金）、10日（火）、13日（金）に開催します。詳しくは、こちらをご覧下さい。

*本田敏雄教授が第16回日本統計学会研究業績賞を受賞しました。

*過去のお知らせについては、こちらをご覧下さい。