IV.国際交流

5. 海外からの研究者の招致状況

本研究科では,一橋大学後援会の援助などにより,海外から数多くの研究者を国際交流セミナー講師・外国人客員研究員などとして招聘してきた。例えばこの中には,本研究科教員も中心となったCOE「現代経済システムの規範的評価と社会的選択」が2004年度に招聘したノーベル経済学賞受賞者であるアマルティア・セン氏などが含まれている。本研究科の受け入れた外国人研究者の人数は,2005年度に8名,2006年度に12名であった。その殆どは,本学に数ヶ月以上滞在して研究を行うことを目的とした外国人客員研究員で,本研究科教員との共同研究も含め重要な学術交流の機会を提供してきた。また,国際交流セミナーも,外国人研究者と本学の教員・大学院生との間の学術交流の場として重要な役割を果たしている。本研究科教員が主催する国際交流セミナーは毎年10件以上あり,2005年度には13名の外国人研究者による講演と討論が行われた。

6. 学術交流協定校

本学では,2006年10月現在,海外69大学と交流協定を締結し,教員ならびに学生の国際交流の促進を目指している。特に,そのうち25大学とは授業料不徴収の学生交流協定を締結している。経済学部は学生交流協定締結校から2005年度に7名,2006年度に5名の学部学生を受け入れた。