V. 社会との連携
2. 公開講座など
本学では,国立市および近隣の教育委員会等の後援によって国立キャンパスで開催される「一橋大学公開講座」 (春秋に2講座ずつ開催,各講座は5回10時間の講義),並びに「一橋大学開放講座」(神田一ツ橋の一橋講堂跡地に建設された学術総合センターで開催。ただし,一部の講座は移動講座として,年2回東京以外で開催)によって,社会との交流に努めている。本研究科に関連する講座は,表X- 2,表X- 3に示されているとおりである。また本学の同窓会である如水会は,同会の若手の社会人を対象とする研修カリキュラム「一橋フォーラム21」を主催している。これは,1986年に始まったものであり,毎年3期ずつ開催され,2008年12月現在で第69期に至っている。このカリキュラムにも,多くの本学教員が講師に招かれ,講演を行っている。
表V-2:一橋大学公開講座(経済学研究科関連)
年度 | 講座名 | 受講者数 |
1998年(春) | 統計情報と現代社会 | 42 |
1999年(春) | 経済学と現代社会 | 118 |
2000年(秋) | 環境問題・技術革新と経済システム | 105 |
2002年(春) | アイルランドの文化と歴史 | 117 |
2003年(春) | 21世紀の企業システム | 91 |
2005年(春) | 紛争の地域史 | 95 |
2007年(春) | 社会現象の数理 | 64 |
2008年(秋) | 社会保障と私たちの暮らし | 49 |
表V-3:一橋大学開放講座(経済学研究科関連)
年度 | 講座名 | 受講者数 |
1998年 | これからの少子高齢化社会と政府の役割 | 430 |
1999年 | 経済発展と民主主義 | 56 |
2000年 | 日韓経済関係の緊密化にむけて | 60 |
2001年 | 日本経済のゆくえと財政改革 | 230 |
2001年 | ケインズの経済政策:真のケインズ政策とは何か | 100 |
2002年 | 最近の労働問題と政策 | 80 |
2003年 | 事業の再生・金融の再生 | 110 |
2004年 | 介護保険の現状と展開 | 120 |
2005年 | 日本のODAを考える | 110 |
2006年 | 日本の産学連携とナショナルイノベーションシステム | 100 |
2008年 | 中世帝国から見える歴史の風景 | 90 |