一橋大学経済学研究科公共政策プログラム

公共政策プログラムは、政策のプロを養成するプログラムとして、一橋大学大学院経済学研究科の修士課程の中に創設されたプログラムです。現在、公的債務の累積や少子高齢化など様々な難しい問題が存在する中で、質の高い公共サービスを効率的に提供することは大きなチャレンジとなっています。そして、公共部門の問題が深刻化する中で、民間部門もまた公共サービスの重要な担い手となり、そこには数多くのビジネスチャンスも生まれています。

私たちは、公共経済プログラムにおいて、日本そして世界の公共空間を豊かにすることに貢献してくれるような人材を、コンサルティング・プロジェクトと呼ばれる実践教育などを通して育てて行きたいと考えています。このプログラムの修了者は、省庁、県庁、民間シンクタンク、商社、証券会社などに就職し、社会に貢献しています。また、公共政策に関する研究をさらに深めるために、博士課程に進学している学生もいます。

公共政策プログラムの定員は４〜５名程度です。一橋大学経済学部から５年一貫教育システムを通して参加する学生を優先的に受け入れる一方で、経済学研究科の修士専修コースの学生にも門戸が開かれます。プログラムのカリキュラムを修了した者には、通常の修士号に加えて、公共政策プログラムの修了証書が授与されます。プログラムの詳細については、本ホームページ内の各種情報をお読みください。なお、公共政策プログラムについて質問等がある人は、ぜひ以下のプログラム担当教員まで電子メールで問い合わせて下さい。

プログラム教員
一橋大学経済学研究科 教授
山重慎二