人事課の皆さまへ
一橋大学経済学研究科では、2004年4月より公共政策プログラムをスタートさせました。その概要は、本ホームページでご理解頂けるものと存じます。特に、カリキュラムのページからお察し頂けますように、本プログラムに参加する学生は、修士課程修了のために必要となる単位数を、すべて政策分析を行うための基礎科目と実際の政策分析に関する専門科目の履修で満たすことになります。また、その修了要件の一つとして、コンサルティング・プロジェクトという実際の政策に関する調査研究を行うこととなっております。
したがって、本プログラムに参加する学生は、他の一般の修士課程の学生と比べると、政策分析に関して遥かに高い見識と技能を身に付けていると考えております。民営化、PFI、民間委託などに見られる「公共部門と民間部門の境界の見直し」の動きの中で、今後、公共部門のみならず民間部門においても、政策を的確に分析できる人材を確保することは、これまで以上に重要になってくることと思います。本プログラムでは、今後とも、学生にプレゼンテーションやチーム・ビルディングなどの機会を数多く与え、政策分析能力という専門性以外にも高く評価して頂けるような即戦力のある人材を育てて行きたいと考えています。
現在、本プログラムの修了者は、経済産業省、厚生労働省、財務省、県庁といった公共部門の他、民間シンクタンク、証券会社、商社などにも就職し活躍しております。今後の採用におきまして、本プログラム参加者にご関心を持って頂けますと幸いです。